米軍座間キャンプの西隣にある神社です。境内には湧水の豊富な座間市民の飲料水の源を有しており、大山や丹沢連峰の山並みを仰ぎ見ることができます。近くに流れる相模川の流れを一望でき、また四季を通して草花の咲き乱れる座間公園に隣接する風光明媚の名勝となっています。

由緒には諸説ありますが、社伝によると欽明天皇の時代（５３９～５７１年）に座間の地で悪疫が流行し、地域の村人たち大変苦しんでいたそうです。そこへ飯綱権現の化身である白衣の老人が現れ、山裾から湧き出る清水を使うようにと告げ、そのお告げに従い清水を飲んだところ悪疫が治まりました。感謝した村人たちは飯綱権現をお祀りし、それが座間神社のはじまりと伝えられています。現在でも地域住民から「飯綱さま」の名で親しまれています。