山号は東光山、院号は醫王院、本尊は薬師如来となっている高野山真言宗の寺院です。歴史を辿ると、奈良時代に聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺のうちの１つで、鎌倉時代に作られた梵鐘は、国の重要文化財に指定されています。現在の国分寺から北西に約１００メートルの場所に相模国分寺跡があります。相模国分寺跡に礎石が残っていることは、１８４１年の『新編相模国風土記稿』から江戸時代には知られていたようですが、いつ現在の場所に移ったのかは、現在も分かっておりません。