樹高２０ｍ・幹囲７．２ｍ・樹齢約５８０年と推定され、「海老名の大欅」の名で親しまれている巨木です。主幹は途中で失われて痛々しいのですが、健気に東西に渡り大きな枝を伸ばして頑張っている健気な様子が地元住民に愛されています。

現国分寺参道の入り口にあるのですが、この大欅には相模湾が深く内陸に入り込み、この辺りが入り江になっていた頃に漁師が船をつなぐために逆さに打ち込んだケヤキの杭が根付き、枝を張って成長したという言い伝えがあります。現在では神奈川県指定の天然記念物となっています。